スワップポイントとは?プラス・マイナスの仕組みや3倍デー、
確認方法を解説
FXでは、為替レートの変動による売買差益だけでなく、「スワップポイント」によって損益が発生することがあります。
スワップポイントとは、通貨ペアのポジションを翌取引日に持ち越すことで発生する調整額です。取引する通貨ペアや売買方向によって、受け取れる場合もあれば、支払いが必要になる場合もあります。
特に、数日から数週間以上ポジションを保有するトレーダーにとって、スワップポイントは取引全体の損益に影響する重要な要素です。
この記事では、スワップポイントの基本的な仕組みから、プラス・マイナスの違い、計算方法、3倍デー、MT4・MT5での確認方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
- スワップポイントが発生する仕組み
- プラススワップとマイナススワップの違い
- スワップポイントの計算方法
- 水曜日に3日分が計上される理由
- MT4・MT5での確認方法
- スワップコストを抑える方法
1. スワップポイントとは?
スワップポイントとは、FXで異なる2つの通貨を売買し、ポジションを翌取引日に持ち越した際に発生する調整額のことです。
一般的には、「通貨間の金利差によって生じる損益」として説明されます。
例えば、USD/JPY(米ドル/円)を買う場合、米ドルを買うと同時に日本円を売る取引を行います。2つの通貨にはそれぞれ異なる金利があるため、その差がスワップポイントの基礎となります。
スワップポイントの基本的な仕組みただし、実際のスワップポイントは政策金利の差だけで決まるわけではありません。市場の資金調達環境やFX業者の取引条件なども反映されるため、金利差と実際の受取額・支払額が一致するとは限りません。
スワップポイントはいつ発生する?
スワップポイントは、ポジションを翌取引日に持ち越す「ロールオーバー」の際に発生するのが一般的です。
例えば、月曜日にUSD/JPYを買った場合
月曜日のロールオーバー時刻をまたいで火曜日まで保有すると、取引条件に応じたスワップポイントが計上されます。一方、ロールオーバー時刻より前に決済すれば、通常はその日のスワップポイントは発生しません。
※ロールオーバー時刻や計上方法は、FX業者・銘柄によって異なります。
2. プラススワップとマイナススワップの違い
スワップポイントには、受け取りが発生する「プラススワップ」と、支払いが発生する「マイナススワップ」があります。
プラススワップは受け取り、マイナススワップは支払い+ プラススワップ
スワップポイントを受け取る
一般的に、金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売る取引で発生する可能性があります。
− マイナススワップ
スワップポイントを支払う
一般的に、金利の低い通貨を買い、金利の高い通貨を売る取引で発生する可能性があります。
プラススワップの例
仮に、ある通貨ペアのポジションに1日あたり100円のプラススワップが設定されている場合、条件が変わらなければ5日分で合計500円を受け取る計算になります。
+100円 × 5日分 = +500円
マイナススワップの例
反対に、1日あたり100円のマイナススワップが設定されている場合、5日分の計上で合計500円の支払いが発生します。
−100円 × 5日分 = −500円
買いと売りでスワップポイントは異なる
同じ通貨ペアでも、買いと売りではスワップポイントが異なります。また、どちらか一方が必ずプラスになるわけではなく、両方がマイナスになる場合もあります。
3. スワップポイントの計算方法
スワップポイントの計算方法は、FX業者や取引プラットフォーム、銘柄の仕様によって異なります。
MT4・MT5では、スワップがポイント単位で表示される場合や、金額で表示される場合があります。そのため、表示された数値をそのまま日本円として計算できるとは限りません。
スワップポイントの計算例
ここでは、1ロットあたりのスワップ金額が日本円で確認できている場合を例に説明します。
基本的な計算式
1ロットあたりの1日分のスワップ金額 × 取引ロット数 × 計上日数
※上記は計算方法を説明するための仮定の数値です。実際のスワップポイントや計上日数は取引条件によって異なります。
実際には、スワップの計算方式によって契約サイズ、ポイント価値、為替換算などを考慮する必要があります。また、スワップポイントは日々変動する可能性があるため、最新の取引条件を確認しましょう。
4. スワップポイント3倍デーとは?
FXでは、通常の1日分ではなく、複数日分のスワップポイントがまとめて計上される日があります。
一般的なスポットFX取引では、水曜日のロールオーバー時に3日分のスワップポイントが計上されることが多く、これを「スワップ3倍デー」と呼びます。
一般的なFX取引におけるスワップ3倍デーの仕組みなぜ水曜日に3日分のスワップが発生するの?
一般的なスポットFX取引では、決済日が取引日の2営業日後となる仕組みが採用されています。
土曜日と日曜日は通常の決済営業日に含まれないため、水曜日のロールオーバーでは週末分を含めた3日分の調整が必要になることがあります。
| 曜日 | 計上日数 | 1日100円の場合 |
|---|---|---|
| 月曜日 | 1日分 | 100円 |
| 火曜日 | 1日分 | 100円 |
| 水曜日 | 3日分 | 300円 |
| 木曜日 | 1日分 | 100円 |
| 金曜日 | 1日分 | 100円 |
※一般的なスポットFX取引の例です。祝日や銘柄、決済ルールによって計上曜日・日数は異なります。
3倍デーだけを狙った取引には注意
プラススワップが通常より多く計上されても、為替レートが不利な方向に変動すれば、それ以上の損失が発生する可能性があります。
スワップポイントだけでなく、為替変動やスプレッドなどの取引コストも考慮しましょう。
5. MT4・MT5でスワップポイントを確認する方法
スワップポイントは、MT4・MT5の取引プラットフォームから確認できます。ポジションを翌取引日に持ち越す予定がある場合は、事前にチェックしておきましょう。
MT4での確認方法
- MT4を起動する
- 「気配値表示」から確認したい通貨ペアを探す
- 対象の通貨ペアを右クリックする
- 「仕様」を選択する
- 「買いスワップ」「売りスワップ」などの項目を確認する
MT5での確認方法
- MT5を起動する
- 「気配値表示」から通貨ペアを選択する
- 対象の通貨ペアを右クリックする
- 「仕様」を選択する
- スワップ関連の項目を確認する
MT5では、銘柄によってスワップの計算方式や曜日別の倍率が表示される場合があります。
スマートフォン版では、気配値画面から対象銘柄の詳細や仕様を開くことで確認できます。操作方法はOSやアプリのバージョンによって異なる場合があります。
確認しておきたいポイント
- 買いスワップと売りスワップ
- スワップの表示単位・計算方式
- 曜日別の計上倍率
- 対象銘柄の最新の取引条件
6. スワップポイントのメリットと注意点
スワップポイントは、ポジションを保有する際の損益に影響する要素です。うまく活用できれば収益機会につながる一方で、取引コストや損失の原因になる場合もあります。
メリット① ポジションの保有によって収益が発生する可能性がある
プラススワップが設定されているポジションでは、ロールオーバーのたびにスワップポイントを受け取れる可能性があります。為替レートの変動による売買差益とは別に損益が発生する点が特徴です。
メリット② 中長期の取引戦略に組み込める
数日から数週間以上ポジションを保有するスイングトレードや中長期取引では、スワップポイントを取引戦略の一部として考慮できます。ただし、プラススワップが将来も継続する保証はありません。
注意点① マイナススワップが積み重なる
マイナススワップが設定されたポジションを長期間保有すると、保有期間に応じて支払額が増える可能性があります。
注意点② 為替変動によって損失が発生する
スワップポイントを受け取れていても、為替レートの変動によって損失が発生する可能性があります。
例えば
プラススワップを合計1,000円受け取っても、為替変動によって5,000円の損失が発生していれば、スワップを含めた損益はマイナス4,000円です。
注意点③ スワップポイントは変更されることがある
各国の金融政策や市場環境が変化すると、スワップポイントも変動する場合があります。これまでプラスだったポジションが、将来的にマイナススワップへ変わる可能性もあるため、定期的に確認することが重要です。
7. スワップコストを抑えたいなら「スワップフリー口座」も選択肢
ここまで解説したように、スワップポイントはポジションを翌取引日に持ち越す際に発生し、取引コストや収益に影響します。
特に、マイナススワップが発生するポジションを長期間保有する場合、スワップコストが積み重なる可能性があります。こうしたコストを抑える方法のひとつが「スワップフリー口座」です。
スワップフリー口座とは?
スワップフリー口座とは、対象銘柄や適用条件の範囲内で、通常のスワップポイントが発生しない取引口座のことです。
スワップポイントによる支払いを抑えられる一方、プラススワップを受け取ることもできません。また、対象銘柄や適用期間、その他の手数料などはFX業者によって異なります。
Land PrimeのKAMINARI口座
Land Primeでは、スワップフリーに対応した「KAMINARI口座」を提供しています。
KAMINARI口座の主な特徴
最大レバレッジ
2,000倍
取引コスト
低スプレッド・取引手数料無料
スワップ
条件付きスワップフリー
取引プラットフォーム
MT4・MT5
KAMINARI口座は、スキャルピングやデイトレードなどの短期売買だけでなく、対象銘柄のスワップコストを抑えたいトレーダーにとっても検討できる口座のひとつです。
※スワップフリーはすべての銘柄・保有期間に無条件で適用されるものではありません。対象商品や適用条件、その他の費用は最新の公式情報をご確認ください。レバレッジには適用条件があります。
8. スワップポイントに関するよくある質問
9. まとめ|スワップポイントを理解して取引コストを管理しよう
スワップポイントは、FXでポジションを翌取引日に持ち越した際に発生する調整額です。プラススワップによる受け取りが発生する場合もあれば、マイナススワップによる支払いが発生する場合もあります。
この記事の重要ポイント
- スワップポイントは翌取引日への持ち越しで発生する
- プラスは受け取り、マイナスは支払いとなる
- 一般的なFX取引では水曜日に3日分が計上されることが多い
- MT4・MT5の銘柄仕様から確認できる
- 為替変動リスクやその他の取引コストも考慮することが重要
スワップポイントは、特に中長期のポジション保有において、取引全体の損益に影響します。取引前にスワップ条件を確認し、自分の取引スタイルに合った口座や銘柄を選びましょう。
また、スワップコストを抑えたい場合は、Land PrimeのKAMINARI口座のようなスワップフリー対応口座を検討するのもひとつの方法です。
Land PrimeでFX取引を始めてみませんか?
スワップポイントの仕組みを理解したら、自分の取引スタイルに合った口座を選んでみましょう。Land Primeでは、さまざまな取引スタイルに対応した口座をご用意しています。
Land Primeで口座を開設する →※FX・CFD取引には、為替レートや市場価格の変動により損失が発生するリスクがあります。レバレッジを利用した取引では、損失が大きくなる可能性があります。スワップポイントは市場環境や取引条件によって変動し、将来の受取額を保証するものではありません。本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の取引や投資成果を保証するものではありません。取引前に最新の取引条件やリスクを十分に確認してください。
