お知らせ&リサーチ

ドイツ最大手商業銀行ドイツ銀行の子会社DWS、暗号資産マーケットメイキング業者フロー、ギャラクシーなどが共同で設立した合弁会社オールユニティ（AllUnity）が、ユーロステーブルコインEURAUをリリースしたとブルームバーグが伝えた。オールユニティは「EURAUはイーサリアム（ETH）ブロックチェーン上で発行され、欧州連合（EU）の規制体系を遵守する。主な上場取引所はブルビスタだ」と説明した。

XRPのクジラのアドレスは、過去90日間で1日平均2800万ドル相当のXRPを処分していると、BInCryptoがCryptoQuantのデータを引用して報じた。このクジラの売りは、2月に見られた動きと似ており、その時には価格調整があった。同メディアは、「XRPは価格が上昇しているものの、オンチェーンでの勢いは弱まっている。最近、リップルの共同設立者であるクリス・ラーセン氏とされるアドレスから大量の送金もあった。売りが続けば、XRPは3ドルのサポートラインを割り込む可能性がある」と説明した。CoinMarketCapによると、XRPは過去24時間で2.31%上昇し、3.17ドルで取引されている。

イーサリアム（ETH）の価格は昨年3月の高値付近まで回復したが、利益を達成した投資家の割合は当時と比べて低い水準だとグラスノードが分析した。グラスノードは「これはETHのさらなる上昇余地が残っているという意味でもある。ETHは4900ドルまで上昇する可能性がある」と付け加えた。

ニューヨーク証券取引所（NYSE）に上場している暗号資産サービスプロバイダーSOSリミテッド（SOS Limited）が750万ドル規模の有償増資を発表した。SOSリミテッドは現在、暗号資産マイニング事業を運営しており、新たに確保した資金は暗号資産セキュリティ分野の拡大に充てられる予定だ。

オンチェーンレンズによると、新規匿名アドレス（0x1e29から始まる）がバイナンスから420万ドル相当の暗号資産を引き出した。8万LINK、1100億BONK、344万MATIC、142.62ETHなどが含まれる。通常、取引所からの引き出しは保有目的と解釈される。

日本のファッション企業アナップ（ANAP）が公示を通じて16.98 BTCを追加購入したと明らかにした。現在アナップは831.12 BTCを保有中だ。先立ってアナップは来る8月まで1,000 BTC以上を購入して長期保有する計画だと伝えたことがある。

クリプトクアントが公式Xで、ビットコインが12万ドルに到達した後、アルトコイン市場も活性化していると伝えた。イーサリアム（ETH）とアルトコインの無期限先物の最近の取引量は2236億ドルを記録し、過去5ヶ月で最大値となり、中央集権型取引所での全体取引量のうち83％を占めた。

ポリゴン（POL）財団は、ネットワーク停止事態に関し「現在、全てのRPCサービスが復旧し、ユーザーサービスも正常化した。再発防止のための措置も完了した。今回の事故に関する分析報告書を近々公開する予定」と伝えた。先にポリゴンネットワークは、検証メカニズムのバグによりブロック生成が中断されたことがある。

暗号資産（仮想通貨）専門投資会社パンテラ・キャピタルの創業者ダン・モアヘッド氏が最近CNBCとのインタビューで「ビットコインはウォール街の王（the king of Wall Street）となった。BTCは逆張り投資の対象（contrarian asset）から一般的な取引対象（consensus trade）へと移行している。過去5年間で米ドルの購買力は約30％低下し、BTC換算したS&P500指数は2020年以降85％以上下落した」と語った。

ドバイに拠点を置く仮想通貨マイニング機器流通業者であるフェニックス・グループ（Phoenix Group）は、ビットコインに戦略的に投資しており、第2四半期に179 BTCを購入し、現在514 BTCを保有していると発表した。また、フェニックス・グループは63万SOLも保有していると付け加えた。これについてコインテレグラフは、「フェニックス・グループはアブダビ証券取引所に上場している企業の中で、初めて仮想通貨に戦略的投資を行った企業」だと説明した。