お知らせ&リサーチ

量子コンピューティングの脅威からデジタル資産を保護することに注力するサイバーセキュリティ企業、ナオリス（Naoris）は、主要なブロックチェーンの暗号化アルゴリズムを解読した人に12万ドルの賞金を与えると発表した。最高額の5万ドルは、ビットコイン、イーサリアム、そして複数のプロトコルに基礎を置く暗号化標準であるsecp256k1を解読した人に与えられる。ソラナやシグナル、WhatsAppのような暗号化メッセージングサービスで使われているEd25519を解読した人には3万ドルが与えられる。

テザーは第2四半期に49億ドルの純利益を上げ、1270億ドルの米国債を保有していると発表した。

ディファイ貸出業者クリアプール(Clearpool)がフィンテック企業の短期ステーブルコイン資金調達支援のためにペイファイ(PayFi)信用プールを発売したとコインデスクが伝えた。新しい収益創出トークンcpUSDも発売された。

ロイターによると、米国控訴裁判所は、インサイダー取引の疑いで有罪判決を受けた元OpenSeaのプロダクト責任者、ナサニエル・チェステインに対する有罪判決を覆した。彼は、内部機密情報を使ってNFTを秘密裏に購入した疑いで、2023年5月に有罪判決を受けていた。この事件は、デジタル資産業界初のインサイダー取引訴訟として知られている。

仮想通貨の強気相場はまだ初期段階にあり、ロビンフッドやコインベースなどの取引所は、取引量の増加と仮想通貨の採用拡大による恩恵を受けるだろうと、ウォール街に拠点を置く資産運用会社バーンスタインが分析した。バーンスタインは、ロビンフッドとコインベースにアウトパフォーム（買いや強い買いよりも弱い買いの意見）という格付けを維持する一方、コインベースには目標株価510ドルを提示した。

米国株3指数は上昇して始まった。 S&P500: +0.82% ナスダック: +1.55% ダウ: +0.17%

アメリカのナスダック上場企業であり、エネルギー輸送サービス会社であるロビン・エナジー（Robin Energy）が、取締役会の満場一致でBTC戦略投資を開始すると発表した。ロビン・エナジーは、初期投資に500万ドルを割り当てる計画だ。

予測市場のカルシ（Kalshi）のトレーダーたちは、今年アメリカ連邦準備制度が利下げをしない可能性を29%と見込んでいると、ウォルター・ブルームバーグが伝えた。FRB議長のジェローム・パウエルは前日の記者会見で、タカ派的なスタンスに近い発言をしたと評価されている。

ナスダック上場投資会社ファンダメンタル・グローバル（ティッカーFGF）がFGネクサス（FG Nexus）に社名変更し、暗号資産事業推進のため2億ドルの資金を調達したと発表した。調達は私募発行を通じて行われた。社名変更後にはイーサリアム（ETH）を購入し、主要投資資産として活用する計画だ。保有するETHでステーキング報酬やトークン化された実物資産（RWA）関連の機会も模索する方針だ。

米資産運用会社グレースケールが、Story Protocol (IP)へのエクスポージャーを提供する信託商品を発売したとCoinDeskが伝えた。この商品は、適格機関投資家のみに提供される。