FX教育コンテンツ

Learn Forex Step by Step

入門コース

通貨取引?外国為替取引?FX取引?FXについて全く分からないなら…
基本的なFX用語と定義のみならず、FX取引はどのように行われるのか、またFX取引を始めるにあたり必要な基本知識を学ぶことができます。

3. FXで収益を生み出す方法

FXの通貨ペアとは

取引の注文方法はとてもシンプルで、株式市場のような他の市場のメカニズムと非常に似ています。
そのため、これまでにトレードに関する経験があれば、FXもすぐに習得することができます。

FX取引は、価格が変動し、買った通貨が売った通貨と比べて価値が上がるという予測に基づいて別の通貨に両替するということです。

例:
取引内容 EUR USD
EUR/USD1.1800で10,000ユーロを購入 +10,000 -11,400*
2週間後、EUR/USD 1.2500で10,000ユーロを再度USドルに両替 -10,000 +12,300**
$700の利益を得る 0 +700
EUR 10,000 X 1.14 = US $11,400. **EUR 10,000 X 1.23 = US $12,300

為替レートとは、通貨に対する価値を他の通貨で表すことです。例えば、USD/CHFの為替レートは何USドルが1スイスフランに該当するのか、また1USドルを買うためには、何スイスフランが必要なのかということを意味します。

FXでの呼値の読み方

GBP/USDやUSD/JPYのように、通貨はペアになっています。その理由は、FX取引では常に通貨の購入と売却が同時に行われているからです。

左側の通貨を基軸通貨、右側の通貨を決済通貨と言います。買いの場合、この2つの組み合わせの為替レートを見ると、基軸通貨の1単位を購入するために決済通貨をいくら支払えばいいかということが分かります。上記の図を例とすると、1ポンド(GBP)を買うためには1.51258USドル(USD)が必要ということです。

反対に売りの場合、基軸通貨1単位を売った際に決済通貨をいくら得ることができるかということが分かります。
1ポンド(GBP)を売るとき、1.51258USドル(USD)を受け取ることになります。

基軸通貨は売買の基礎

EUR/USDを買う場合、単純に基軸通貨を買うのと同時に決済通貨を売るということになります。
「EURを購入し、USDを売却する」ということです。

基軸通貨が決済通貨に比べて値上がりすると予想した場合、この通貨ペアを買うことになるでしょう。反対に、基軸通貨(EUR)が決済通貨(USD)に比べて価値が下がると予想する時は、この通貨ペアを売ればいいということです。

ロング/ショート

FX取引では、まず買うのか売るのかを決める必要があります。

ある通貨を購入したいとすれば、基軸通貨の価値が上昇したときにより高い価格で売るという流れになります。FX用語では、「ロングポジションをとる」とよく言います。ロングは、購入するという意味として覚えておきましょう。

反対にある通貨を売りたいのであれば、基軸通貨の価値が下がり、より低い価格で買うという流れになります。FX用語で、「ショートポジションをとる」と言います。ショートは、売却するという意味として覚えておきましょう。

Bid(買値)/Ask(売値)

FX取引では、bid価格とask価格の2種類の価格で決済されます。bid価格はask価格よりも低い価格で動いています。bid価格とは、ブローカーが決済通貨と交換し、基軸通貨を購入しようとする価格です。これは、トレーダーが市場に売る価格で最も良い価格と言えます。その一方で、ask価格はブローカーが決済通貨と交換し、基軸通貨を売ろうとする価格です。これもトレーダーが市場で買える価格の中で最も良い価格であると言えます。

このbid価格とask価格の差をスプレッドといい、取引コストの一部となります。

ある通貨を売りたい場合はbid価格の”Sell”をクリックし、反対に買いたい場合は、ask価格の”Buy”をクリックすることで取引することができます。