Exness (エクスネス) のレバレッジは、海外FX業者の中でも最高水準の無制限 (実質21億倍) を誇ります。
しかし、無制限レバレッジを利用するには一定の条件を満たす必要があり、また証拠金残高や取引銘柄によってレバレッジ制限がかかるケースもあります。
この記事では、Exness のレバレッジに関する基本仕様から無制限レバレッジの解放条件、具体的な取引手順、レバレッジ制限のパターンまで詳しく解説します。

初心者の方でも理解しやすいよう、各項目を丁寧に説明していきますので、ぜひ最後までお読みください。
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Exnessの評判・口コミについては以下記事をご覧ください。

Exness のレバレッジは無制限 (実質21億倍) |基本仕様を解説
Exness は海外FX業者の中で唯一、レバレッジ無制限を提供している業者です。
他社では最大1,000倍や2,000倍が上限となっているのに対し、Exness なら実質21億倍という圧倒的なレバレッジで取引できます。
このセクションでは、Exness のレバレッジに関する基本的な仕様を詳しく見ていきましょう。
Exness の最大レバレッジと口座タイプごとの違い
Exness では、すべての口座タイプで無制限レバレッジを利用できます。
スタンダード口座でもプロ口座でも、条件さえ満たせば同じように無制限レバレッジが適用されるのです。
口座開設直後は最大2,000倍のレバレッジが設定されていますが、これでも業界トップクラスの水準といえるでしょう。
以下の表で、Exness が提供する全口座タイプとレバレッジの関係を確認してみましょう。
口座タイプ | 初期レバレッジ | 無制限レバレッジ | 特徴 |
---|---|---|---|
スタンダード口座 | 最大2,000倍 | 対応 | 初心者向け、バランス型 |
スタンダードセント口座 | 最大2,000倍 | 対応 | 少額取引に最適 |
ロースプレッド口座 | 最大2,000倍 | 対応 | 低スプレッド重視 |
ゼロ口座 | 最大2,000倍 | 対応 | スプレッドゼロ |
プロ口座 | 最大2,000倍 | 対応 | 上級者向け、即時約定 |
表から分かる通り、どの口座タイプを選んでも無制限レバレッジは使えます。
ただし、口座開設後すぐには無制限レバレッジを選択できない点には注意が必要です。
具体例を挙げると、1万円の証拠金でドル円を取引する場合を考えてみましょう。
レバレッジ2,000倍なら約130万円分の取引が可能ですが、無制限レバレッジなら理論上は数億円分もの取引ができることになります。
もちろん、実際にはスプレッドや証拠金維持率の関係で、そこまで極端なポジションは持てません。

それでも、少ない資金で大きなポジションを持てるのは Exness ならではの魅力でしょう。
他の海外FX業者との最大レバレッジ比較
Exness のレバレッジがどれほど優れているか、他社と比較してみましょう。
主要な海外FX業者の最大レバレッジを一覧にまとめました。
業者名 | 最大レバレッジ | レバレッジ制限 |
---|---|---|
Exness | 無制限 (21億倍) | 有効証拠金1,000USD以上で制限 |
XM Trading | 1,000倍 | 口座残高2万USD以上で制限 |
FXGT | 1,000倍 | 口座残高による段階的制限 |
TitanFX | 500倍 | 制限なし |
AXIORY | 400倍 | 制限なし |
比較表を見ると、Exness のレバレッジは他社を圧倒していることが分かります。
XM Trading は海外FX業者の中でも人気が高いですが、最大レバレッジは1,000倍にとどまります。
実際の取引でどれくらい差が出るのか、具体的に計算してみましょう。
ドル円を1ロット (10万通貨) 取引する際、レート150円として必要な証拠金は以下の通りです。
- Exness (無制限):約7円
- XM Trading (1,000倍):約15,000円
- TitanFX (500倍):約30,000円
この差は圧倒的ですね。
同じ1万円の証拠金でも、Exness なら XM Trading の約2,000倍のポジションを持てる計算になります。
ただし、ハイレバレッジは利益だけでなく損失も大きくなるため、リスク管理を徹底することが大切です。

Exness は追証なしのゼロカットシステムを採用しているので、入金額以上の損失が発生する心配はありません。
次のセクションでは、この無制限レバレッジを実際に使うための条件について見ていきます。
無制限レバレッジを解放するための2つの条件
Exness で無制限レバレッジを使うには、あらかじめ設定された条件をクリアする必要があります。
口座開設直後は最大2,000倍までしか選択できませんが、条件を満たせば無制限レバレッジへの変更が可能になるのです。
このセクションでは、無制限レバレッジを解放するための具体的な条件と、最短で達成する方法を解説します。
条件①:リアル口座で10回以上取引を実施すること
1つ目の条件は、リアル口座で10回以上の取引を完了させることです。
ここでいう「取引」とは、新規エントリーから決済までの一連の流れを指します。
たとえば、ドル円を買って数分後に売却すれば1回とカウントされ、これを10回繰り返せば条件達成となります。
取引回数にはロット数や保有時間の制限がありません。
最小ロットの0.01ロットでも、保有時間が1秒でも、しっかり1回分としてカウントされるのです。
ただし、以下のケースは取引回数に含まれないので注意しましょう。
- エントリーのみで決済していない注文
- 指値注文や逆指値注文のみの設定
- デモ口座での取引
あくまでリアル口座で、新規注文と決済をセットで完了させる必要があります。
取引銘柄については特に指定がないため、ドル円でもゴールドでも何を選んでも大丈夫です。
自分が慣れている銘柄で、リスクを抑えながら10回の取引をこなしていきましょう。
条件②:リアル口座で合計5ロット以上取引すること
2つ目の条件は、リアル口座で合計5ロット以上の取引量を達成することです。
Exness では基本的に1ロット = 10万通貨なので、5ロットは50万通貨に相当します。
この条件は累計でカウントされるため、1回の取引で5ロットを満たす必要はありません。

たとえば、0.5ロットずつ10回取引すれば合計5ロットとなり、条件をクリアできます。
実際の金額で考えてみましょう。
ドル円のレートが150円の場合、5ロット (50万通貨) を取引するには以下の証拠金が必要です。
- レバレッジ2,000倍:約37,500円
- レバレッジ1,000倍:約75,000円
- レバレッジ500倍:約150,000円
口座開設直後でも2,000倍のレバレッジが使えるので、4万円程度の証拠金があれば条件達成を目指せます。
なお、スタンダードセント口座を利用する場合は少し異なります。
この口座では「セントロット」という独自単位が使われており、5セントロット = 5,000通貨で条件クリアとなります。
より少額で条件を達成したい方は、スタンダードセント口座の利用も検討してみましょう。
最短でレバレッジ制限を解除する方法
無制限レバレッジを最短で解放したい場合、効率的な取引方法があります。
おすすめの手順は以下の通りです。
- 0.5ロットでエントリーする
- すぐに決済する (数秒~数分でOK)
- これを10回繰り返す
この方法なら、10回の取引回数と5ロットの取引量を同時に満たせます。
保有時間に制限がないため、エントリー後すぐに決済しても問題ありません。
ただし、短時間での売買でも相場変動のリスクはゼロではないため、値動きが安定している銘柄を選ぶことが大切です。
- ユーロドル (EUR/USD)
- ドル円 (USD/JPY)
- ポンドドル (GBP/USD)

これらのメジャー通貨ペアは流動性が高く、スプレッドも狭いため取引コストを抑えられます。
また、取引する時間帯も重要です。
早朝や経済指標発表前後は値動きが荒くなりやすいため、日本時間の午後から夜にかけての取引がおすすめです。
条件達成後は、パーソナルエリアから無制限レバレッジへの変更手続きを行いましょう。
次のセクションでは、実際に無制限レバレッジを使って取引を始める手順を詳しく解説します。
Exness で無制限レバレッジを使って取引する手順
条件をクリアして無制限レバレッジが使えるようになったら、いよいよ実際の取引を始めましょう。
ただし、無制限レバレッジを適用するには口座タイプや取引銘柄、証拠金残高など、いくつかの要件を満たす必要があります。
このセクションでは、無制限レバレッジを使った取引を始めるまでの具体的な手順を解説します。
レバレッジ無制限に対応している口座タイプを選択
Exness のすべての口座タイプで無制限レバレッジは利用できます。
スタンダード口座、スタンダードセント口座、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座のいずれを選んでも問題ありません。
それぞれの口座タイプには異なる特徴があるため、自分の取引スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
以下の表で、各口座タイプの特徴を比較してみましょう。
口座タイプ | スプレッド | 取引手数料 | 最低入金額 | おすすめの人 |
---|---|---|---|---|
スタンダード口座 | やや広め | なし | 10USD | 初心者、バランス重視 |
スタンダードセント口座 | やや広め | なし | 10USD | 少額取引したい人 |
ロースプレッド口座 | 狭い | 片道3.5USD/ロット | 10USD | コスト重視の人 |
ゼロ口座 | ゼロ (主要通貨) | 片道3.5USD/ロット | 10USD | スキャルピング重視 |
プロ口座 | 狭い | なし | 10USD | 上級者、即時約定希望 |
初めて海外FXを利用する方には、スタンダード口座がおすすめです。
取引手数料がかからず、最低入金額も10USD (約1,500円) と少額から始められます。
一方、スキャルピングなど短期取引をメインにする場合は、スプレッドが狭いゼロ口座やロースプレッド口座が適しているでしょう。
どの口座タイプを選んでも、条件さえ満たせば無制限レバレッジへの変更が可能です。

口座は複数開設できるため、まずはスタンダード口座で試してから他の口座タイプを検討するのもよいでしょう。
レバレッジ無制限に対応している銘柄を選択
無制限レバレッジは、すべての取引銘柄で利用できるわけではありません。
対応している銘柄は、以下の3種類に限定されています。
- FXメジャー通貨ペア
- FXマイナー通貨ペア
- 貴金属 (ゴールド・シルバー)
これら以外の銘柄では、レバレッジに上限が設定されています。
具体的な例を挙げると、以下のようになります。
銘柄カテゴリ | 最大レバレッジ | 代表的な銘柄 |
---|---|---|
FXメジャー通貨 | 無制限 | USD/JPY、EUR/USD、GBP/USD |
FXマイナー通貨 | 無制限 | EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/USD |
ゴールド・シルバー | 無制限 | XAU/USD、XAG/USD |
FXエキゾチック通貨 | 最大200倍 | USD/MXN、USD/ZAR |
仮想通貨 | 最大400倍 | BTC/USD、ETH/USD |
株式指数 | 最大400倍 | US30、JP225 |
個別株式 | 最大20倍 | Apple、Tesla |
無制限レバレッジを活用したい場合は、メジャー通貨ペアまたはゴールド・シルバーを選ぶのがよいでしょう。
特におすすめなのは、以下の5つの銘柄です。
- ドル円 (USD/JPY):流動性が高く値動きが安定
- ユーロドル (EUR/USD):世界最大の取引量
- ポンドドル (GBP/USD):適度なボラティリティ
- ポンド円 (GBP/JPY):値動きが大きく短期取引向き
- ゴールド (XAU/USD):ハイリターンを狙える
初心者の方は、まずドル円やユーロドルなど値動きが比較的安定している銘柄から始めるのがおすすめです。

慣れてきたら、ポンド円やゴールドなど値動きの大きい銘柄にチャレンジしてみましょう。
ゴールドは平均値幅が200pips以上あり、重要な経済指標発表時には500pips以上動くこともあります。
無制限レバレッジと組み合わせれば、少額資金でも大きな利益を狙えるでしょう。
証拠金を1,000USD未満で取引を開始する
無制限レバレッジを利用するには、有効証拠金を1,000USD未満に保つ必要があります。
有効証拠金が1,000USD以上になると、自動的にレバレッジが2,000倍まで引き下げられてしまうのです。
有効証拠金には、口座残高だけでなく含み益や含み損も含まれます。
たとえば、口座残高が800USDでも、含み益が300USDあれば有効証拠金は1,100USDとなり、レバレッジ制限がかかってしまいます。
実際の取引例で考えてみましょう。
口座残高500USD (約75,000円) でドル円を無制限レバレッジで取引する場合、以下のような管理が必要です。
- 含み益が出たら、適度に利益確定する
- 大きなポジションを持ち続けない
- 含み益が400USDを超えたら要注意
Exness では、ポジションを保有したままでも口座間で資金移動ができます。
この機能を活用すれば、含み益が増えた際に別口座へ資金を移動させて、有効証拠金を1,000USD未満に保つことができます。
- パーソナルエリアにログイン
- 「資金移動」を選択
- 移動元と移動先の口座を指定
- 移動する金額を入力して実行
資金移動は即座に反映されるため、リアルタイムで証拠金管理ができます。
レバレッジ制限を避けるためには、こまめな証拠金チェックと適切な資金移動が欠かせません。

無制限レバレッジを長期的に活用したい方は、この点をしっかり意識しておきましょう。
次のセクションでは、設定されているレバレッジの確認方法と変更手順について詳しく解説します。
レバレッジの確認方法と変更手順
Exness で設定されているレバレッジは、いつでも簡単に確認・変更できます。
パーソナルエリア、MT4・MT5、ウェブターミナルなど、複数の方法で確認が可能です。
このセクションでは、それぞれの確認方法と、レバレッジを変更する際の具体的な手順を解説します。
パーソナルエリアでのレバレッジ確認方法
パーソナルエリアからのレバレッジ確認は、最も簡単で確実な方法です。
わずか数ステップで、現在設定されているレバレッジを確認できます。
具体的な手順は以下の通りです。
- Exness パーソナルエリアにログイン
- 左側メニューから「マイアカウント」を選択
- 確認したい口座の右側にある「︙」をクリック
- 「口座情報」を選択
- 表示された画面でレバレッジを確認
口座情報には、レバレッジだけでなく口座残高や口座タイプなども表示されます。
スマートフォンからアクセスする場合も、基本的な流れは同じです。

パーソナルエリアはレスポンシブ対応しているため、外出先でもサクッと確認できます。
複数の口座を持っている場合は、口座ごとに異なるレバレッジが設定されている可能性があるため、取引前に必ず該当口座のレバレッジを確認しましょう。
MT4・MT5でのレバレッジ確認方法
MT4やMT5を使って取引している場合、プラットフォーム上でもレバレッジを確認できます。
取引画面を開いたまま確認できるため、とても便利な方法です。
- MT4を起動してログイン
- 画面上部の「表示」メニューをクリック
- 「ターミナル」を選択
- 「取引」タブを開く
- 口座番号の横にレバレッジが表示される
画面下部の「ツールボックス」内にある「取引」タブから、現在のレバレッジを確認できます。
レバレッジは「1:2000」や「1:無制限」といった形式で表示されます。
ただし、MT4・MT5上ではレバレッジの変更はできません。
変更したい場合は、パーソナルエリアからの操作が必要になります。
ウェブターミナルでのレバレッジ確認方法
Exness のウェブターミナルでも、レバレッジを確認できます。
ソフトウェアのインストールが不要なため、外出先やタブレットからアクセスする際に便利です。
ウェブターミナルでの確認手順は以下の通りです。
- Exness ウェブターミナルにアクセス
- 口座情報でログイン
- 画面上部の「︙」(メニューアイコン) をクリック
- 「トレーダーエリア」を選択
- 口座情報の中でレバレッジを確認
ウェブターミナルは、MT4やMT5と同等の機能を持ちながら、ブラウザ上で完結する点が魅力です。

WindowsでもMacでも、さらにはChromebookでも利用できます。
ただし、ウェブターミナル上でのレバレッジ変更には対応していないため、変更する際はパーソナルエリアを利用しましょう。
パーソナルエリアでのレバレッジ変更方法
レバレッジの変更は、パーソナルエリアから簡単に行えます。
ポジションを保有している状態でも変更可能なので、取引中でも柔軟に対応できます。
レバレッジ変更は即座に反映されるため、リアルタイムで調整できるのが特徴です。
具体的な変更手順は以下の通りです。
- Exness パーソナルエリアにログイン
- 「マイアカウント」を選択
- 変更したい口座の「︙」をクリック
- 「最大レバレッジの変更」を選択
- プルダウンメニューから希望するレバレッジを選択
- 「最大レバレッジを設定」をクリック
レバレッジは「1:2」「1:10」「1:100」「1:200」「1:400」「1:800」「1:1000」「1:2000」「1:無制限」から選択できます。
無制限レバレッジを選択するには、解放条件を満たしている必要があります。

条件を満たしていない場合は、選択肢に「1:無制限」が表示されません。
また、有効証拠金が1,000USD以上ある場合も、無制限レバレッジは選択できないので注意しましょう。
レバレッジ変更後は、必ず口座情報を確認して、正しく反映されているかチェックすることをおすすめします。
レバレッジ変更時の注意点とポイント
レバレッジを変更する際には、いくつかの注意点があります。
事前に把握しておけば、トラブルを避けられるでしょう。
まず、レバレッジ変更は保有ポジションにも即座に影響します。
たとえば、レバレッジ2,000倍でポジションを持っている状態で1,000倍に変更すると、必要証拠金が2倍に増加します。
証拠金維持率が低い状態でレバレッジを下げると、ロスカットされる可能性があるため注意が必要です。
- 大きなポジションを保有している時
- 証拠金維持率が200%を下回っている時
- 相場が大きく動いている時
一方、レバレッジを上げる際のリスクも理解しておきましょう。
レバレッジを高くすると少ない証拠金で大きなポジションを持てますが、その分だけ損失のスピードも速くなります。
具体例を挙げると、レバレッジ2,000倍で1ロットのポジションを持つ場合と、無制限レバレッジで同じポジションを持つ場合を比較してみましょう。
必要証拠金は大きく異なりますが、1pipsあたりの損益額は全く同じです。
レバレッジは証拠金効率を高めるツールであり、利益を直接増やすものではないことを理解しておきましょう。
また、レバレッジ変更の回数に制限はありませんが、頻繁な変更は避けるのが賢明です。

取引スタイルや資金管理計画に基づいて、適切なレバレッジを設定することをおすすめします。
次のセクションでは、Exness で適用されるレバレッジ制限のパターンについて詳しく見ていきます。
Exness におけるレバレッジ制限・規制の全パターン
Exness では、特定の条件下でレバレッジに制限がかかる仕組みになっています。
無制限レバレッジを設定していても、状況によっては自動的に引き下げられるケースがあるのです。
このセクションでは、レバレッジ制限が適用される全パターンを詳しく解説します。
口座残高 (有効証拠金) に応じたレバレッジ制限
Exness では、有効証拠金の増加に応じて段階的にレバレッジが制限されます。
これは顧客の資産を保護するための措置で、証拠金が増えるほど最大レバレッジは低くなる仕組みです。
有効証拠金が1,000USDを超えた時点で、無制限レバレッジは使えなくなります。
具体的なレバレッジ制限の段階を、以下の表で確認してみましょう。
有効証拠金 (USD) | 最大レバレッジ | 日本円換算 (1USD=150円) |
---|---|---|
0~999 | 無制限 | 0~約15万円 |
1,000~4,999 | 2,000倍 | 約15万~75万円 |
5,000~29,999 | 1,000倍 | 約75万~450万円 |
30,000~99,999 | 500倍 | 約450万~1,500万円 |
100,000以上 | 200倍 | 約1,500万円以上 |
表から分かる通り、証拠金が増えるにつれてレバレッジは段階的に引き下げられます。
たとえば、口座残高が800USDで含み益が300USDある場合、有効証拠金は1,100USDとなり、自動的に最大2,000倍まで制限されるのです。
この制限を回避する方法として、複数口座への資金分散が有効です。

Exness では1つのアカウントで最大200口座まで開設できるため、各口座の証拠金を999USD以下に保てば、すべての口座で無制限レバレッジを維持できます。
また、ポジション保有中でも口座間の資金移動が可能なので、含み益が増えた際は別口座へ資金を移動させることをおすすめします。
取引銘柄ごとに適用されるレバレッジ制限
Exness では、取引する銘柄によって最大レバレッジが異なります。
無制限レバレッジを設定していても、制限対象の銘柄では固定レバレッジが適用されるのです。
主要な銘柄カテゴリごとのレバレッジ制限を、以下の表にまとめました。
銘柄カテゴリ | 最大レバレッジ | 代表的な銘柄例 |
---|---|---|
FXメジャー通貨ペア | 無制限 | USD/JPY、EUR/USD、GBP/USD |
FXマイナー通貨ペア | 無制限 | EUR/JPY、AUD/JPY、NZD/USD |
ゴールド・シルバー | 無制限 | XAU/USD、XAG/USD |
FXエキゾチック通貨ペア | 最大200倍 | USD/MXN、EUR/PLN、GBP/ZAR |
仮想通貨 (BTC/ETH) | 最大400倍 | BTC/USD、ETH/USD |
仮想通貨 (その他) | 最大200倍 | LTC/USD、XRP/USD |
株価指数 (主要3指数) | 最大400倍 | US30、US500、USTEC |
株価指数 (その他) | 最大200倍 | JP225、UK100、DE30 |
エネルギー | 最大200倍 | 原油、天然ガス |
個別株式 | 最大20倍 | Apple、Tesla、Amazon |
貴金属 (プラチナ等) | 最大100倍 | XPT/USD、XPD/USD |
無制限レバレッジが使えるのは、FX通貨ペアとゴールド・シルバーのみです。
仮想通貨や株式指数を取引する場合は、最大400倍までに制限されます。
特に注意が必要なのは、個別株式のレバレッジです。
通常時でも最大20倍までしか使えず、企業決算発表の前後6時間20分間は最大5倍まで引き下げられます。

また、ゴールドとシルバーには時間帯による制限もあります。
日本時間の早朝 (夏時間05:29~05:59、冬時間06:29~06:59) の30分間は、最大1,000倍まで制限されるので覚えておきましょう。
取引前には必ず銘柄ごとの最大レバレッジを確認し、適切な証拠金を用意することをおすすめします。
経済指標発表前後のレバレッジ制限
Exness では、重要な経済指標の発表前後にレバレッジ制限が実施されます。
市場の急変動リスクを抑えるため、発表15分前から発表後5分間の計20分間、最大レバレッジが200倍まで引き下げられるのです。
この制限は、発表される指標に関連する通貨ペアのみに適用されます。
たとえば、米国の雇用統計が発表される場合、ドルを含む通貨ペア (USD/JPY、EUR/USD など) が制限対象となります。
- 米国雇用統計 (非農業部門雇用者数、失業率)
- 消費者物価指数 (CPI)
- 国内総生産 (GDP)
- 各国中央銀行の政策金利発表
- FOMC (連邦公開市場委員会) 声明
経済指標の発表スケジュールは、Exness の経済カレンダーで確認できます。
レバレッジ制限の対象となる通貨ペアも明記されているため、取引前に必ずチェックすることをおすすめします。

制限が適用される際は、登録メールアドレスまたはMT4・MT5のメールボックスに通知が届きます。
ただし、通知が来る前にポジションを持っている場合、必要証拠金が急増して証拠金維持率が低下する可能性があるので注意しましょう。
経済指標発表時の取引を避けるか、証拠金に十分な余裕を持たせることが大切です。
週末・祝日前後におけるレバレッジ規制
Exness では、週末の市場クローズ前後にもレバレッジ制限が適用されます。
- 金曜日の市場クローズ3時間前 (日本時間 土曜日04:00~07:00)
- 月曜日の市場オープン後2時間 (日本時間 月曜日06:00~08:00)
週末をまたいでポジションを持ち越す場合は、この制限を必ず考慮しましょう。
金曜日の夕方から土曜日の早朝にかけては、多くのトレーダーがポジション調整を行います。
そのため、流動性が低下して価格変動が大きくなりやすい時間帯なのです。
また、週明け月曜日の早朝は、週末の出来事によって価格が大きく変動する可能性があります。
いわゆる「窓開け」が発生するケースも少なくありません。
実際の影響を計算してみましょう。
たとえば、無制限レバレッジで10ロットのポジションを保有している場合、制限が適用されると必要証拠金は以下のように変化します。
- 制限前 (無制限):約600円
- 制限後 (200倍):約750,000円
必要証拠金が一気に約125万倍に増加するため、証拠金維持率が大幅に低下してロスカットされるリスクが高まります。
週末をまたぐ際は、以下の対策を検討しましょう。
- 金曜日のうちにポジションを決済する
- 証拠金に十分な余裕を持たせる
- ロット数を減らして持ち越す

祝日についても、相場状況によってレバレッジが引き下げられる場合があります。
事前にメールで通知が届くため、登録メールアドレスは必ず確認できる状態にしておきましょう。
次のセクションでは、Exness のレバレッジに関するよくある質問にお答えします。
Exness レバレッジに関するよくある質問
ここでは、Exness のレバレッジについて多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。
初心者の方から上級者まで、よくある質問に簡潔にお答えします。
まとめ
Exness のレバレッジは、海外FX業者の中でも最高水準の無制限 (実質21億倍) を誇ります。
無制限レバレッジを利用するには、10回以上の取引と合計5ロット以上の取引という2つの条件を満たす必要がありますが、効率的に取引すれば短時間でクリアできるでしょう。
ただし、有効証拠金が1,000USD以上になると自動的にレバレッジが制限されるため、こまめな資金管理が欠かせません。
また、取引銘柄や経済指標発表時、週末前後など、状況によってレバレッジ制限が適用されるケースがあることも覚えておきましょう。
Exness の無制限レバレッジを活用すれば、少額資金からでも大きな利益を狙えます。
ゼロカットシステムやロスカット水準0%など、リスク管理の仕組みも充実しているため、初心者の方でも安心して取引を始められるでしょう。
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他の海外FX業者とのレバレッジ比較の詳細は、以下記事にてご覧いただけます。

また、総合的な視点でのおすすめ海外FX業者は以下記事にまとめておりますので、併せてご参照ください。
