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小陰線と小陽線

小陰線：実体が短く、塗りつぶされているもの
小陽線：実体が短く、塗りつぶされていないもの

短い実体は、オープンからクローズまで価格の動きが少なかったことを示しており、ヒゲは買い手と売り手の両者が争っていたが、どちらも優位に立つことができなかったことを示しています。
これが上昇（下降）トレンド中に形成された場合、買い手（売り手）がほとんど残っていないことを意味し、トレンドに反対方向に動く可能性があることを示します。

丸坊主

丸坊主とはその言葉のとおり、実体にヒゲがついていない状態を表します。

陽線坊主は、実体が長く塗りつぶされていません。始値と安値、終値と高値が同じです。これはローソク足が安値で始まり、高値で終わったことを示しています。また買い手がセッション全体を支配していたことを示すため、非常に強気なローソク足です。通常、強気継続または強気反転パターンの最初の部分になります。

陰線坊主は、実体が長く塗りつぶされています。始値と高値、終値と安値が同じです。これはローソク足が高値で始まり、安値で終わったことを示しています。また買売り手がセッション全体を支配していたことを示すため、非常に弱気なローソク足です。通常、弱気継続または弱気反対パターンの最初の部分になります。

- 陽線坊主が上昇トレンドで形成された場合、強気継続の可能性が高くなります。
‐ 陽線坊主が下降トレンドで形成された場合、強気への反転の可能性が高くなります。

- 陰線坊主が上昇トレンドで形成された場合、弱気への反転の可能性が高くなります。
‐ 陰線坊主が下降トレンドで形成された場合、弱気継続の可能性が高くなります。


同時線
同時線は、ヒゲのみで形成されるローソク足です。売り手と買い手が争い、セッション中には価格が上下に動きますが、始値と同じまたは非常に近いところで終わり、結果的には引き分けとなります。
同時線には4つのタイプがあります。

チャート上に同時線が形成された場合、直前のローソク足を注意して見る必要があります。
陽線坊主のような長いローソク足が続いたあとに同時線が現れた場合、買い手の勢いが弱まっていることを示しています。

反対に陰線坊主のような長い実体のあとに同時線が現れた場合は、売り手の勢いが弱まっていることを示しています。

陽線が長い陰線の始値の上で終値をつけるかどうかに注目してみましょう。
次のレッスンではローソク足のパターンについてより詳しく見てみましょう。ローソク足について学び、取引に役立てることがここでの目標です。